マンションを売却する際に売る人がまず考えるの優先事項は「早く」「高く」売りたい!ということだと思います。なるべく短い時間で、出来る限リ高い値段で売リたいという願いがあると思います。
マンションの売却には時間がかかる事が大半です。
もちろん売り出してー週問程度で売れてしまうこともあリますが、基本的には3カ月前後は契約をするまでの時間として見ておいた方が良いといった感じです。
あまリにもすぐに売れてしまうというのは、ラッキーだということもあリますが、値付けが安すぎたという可能性ももちろんあります。
売買契約が無事終わった後も、実際にお金が入ってくるのは「決済」というお金のやりとりが終わるまでタイムラグがあリます。
売り主も引っ越し先を見つけなければならないのと、買い主も銀行のローン査定などで時間がかかるので、 マンションの売買契約と決済の間には1ヶ月ほどの期間がかかることが一般的です。
時間がかかるマンション売却だからこそ大事な事は?
他のものを売る場合と違い、マンションなどの不動産を売却するためには売り出してから4~5ケ月程度の時間がかかることが多いんです。
借金の返済やいつまでに売却しないといけないという時期が差し迫っている場合は不動産会社などのプロにマンションを購人してもらうというケースも考えられます。
この場合相場の金額よりも2~3割安い金額になってしまいますが、一度「このマンションを購人します!」と不動産会社が言えば個人のお客のように「やっばり購人をやめます」と言い出すことや「ローンの審査が通らなかったので契約を自紙に戻して下さい」などと言われることはありません。
マンションを高く売却するために最も重要な心構えは「時間に余裕をもって戦略的に売却する」ということです。
時間の制約があると、どうしてもマンションを高く売却出来る機会を逃しがちです。マンションなど住宅というものは、個人の好みと不安が強く出るものなので、普段から買い物をしている野菜や日用品であればすぐに「これはいつもよリ安いから買おう!」となりますが、人 生で一番高額な買い物である不動産の購入では「本当にこのマンションで大丈夫だろうか?」という不安の気持ちが出てきてしまいますし、「もっとこういう造りだったら良かったのに…」という人によって千差万別の願望が出てくるのです。
それゆえ、あなたのマンションを気に人ってくれる買い主様を見つけるためには時問に余裕を持って、しっかリと広告活動をして多くの人にマンションの存在を知ってもらい、たくさんの買い主様候補にマンションを見学してもらう。
これがマンションを高く売却する上での大前提となります。
マンション売却時の流れから見るツボとコツ
マンションの売却に約3カ月ほどの時間がかかります。
売却完了までの時問の流れは大きく次のようになります。
・不動産会社に問い合わせ 一約2~3日
・マンションの価格査定 一約2~3日
・媒介契約書の締結 -約2~3日
・売却活動 -約1ヶ月半
・購入申込受取/交渉 -約1週間
・売買契約 -約1ヶ月・引き渡し
・マンションの価格査定 一約2~3日
・媒介契約書の締結 -約2~3日
・売却活動 -約1ヶ月半
・購入申込受取/交渉 -約1週間
・売買契約 -約1ヶ月・引き渡し
最も時問がかかるのは「売却活動」です。
ここでいかにうまく売却活動を行い、見込み客を獲得するかがポイントになります。
ちなみに、売却活動を任せた不動産会社が「何か頼リないな」と思った場合は、途中で不動産会社を変更することが出来ます。
媒介契約書では「あなたの会社にとリあえず3ケ月売却活動をお願いしますよ」と頼む内容になっていますが、売り主から申し出があればいつでも解約することが出来ます。
マンション売却においてパートナーとなる不動産会社は非常に大事です。大事な資産の売却ですのでもし不動産会社が「信用出来ない」と思ったら依頼する会社を変えるのがかなりオススメです。
大手だから安心?マンション売却を任せたい不動産会社とは
不動産会社の数は全国で30万社あると言われています。
これはコンビニの6倍以上の規模で「なぜそんなに数が多いんだ」と思ってしまうレベルです。
これだけ不動産会社の数が多いと、どの会社にマンション売却をお願いすれば良いか分からなくなってしまいます。
そんなときテレビCMをやっている「大手の不動産会社」だったら安心なのではないか、というイメージがあリます。
しかしこのイメージはとても危険です。 その理由は大きく3つに大別されます。
1、広告費を使うのは会社に対してだけ
大手の不動産会社はテレビcMをはじめ、色々な広告を打ちます。
しかしそのほとんどは、企業イメージ向上のための広告です。
個別のマンションに対して広告打つわけではないので、大手の不動産会社だから販売力が優れているとは正直言えないのです。
2、実は中身は個人商店
大手の不動産会社であっても、一人一人の営業マンは個人商店のように動いています。店舗問の移動も頻繁あリますし、それぞれの営業マンが営業ノルマに追われているため営業マン同士で連携するということは殆どありません。
また不動産業界は離職率が高いので、今大手の不動産会社にいる人も元は町中の不動産会社の営業マンだったリ、 逆に大手の不動産会社の営業マンがまた町中の不動産会社に転職したりします。
また大手不動産会社の中にはフランチャイズ展開を行っておリ、看板と制服は同じだが実は情報の共有や交流をフランチャイズ加盟店同士で全く行っていない会社も存在します。
3、月末は営業数字に追われる
大手の不動産会社ほど、営業数字のノルマは激しさを増します。月末になれば営業フロアで罵言雑言が飛び交い「なんとしても契約を取る」という雰囲気になります。
レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」をご覧になった方は、あの営業フロ アの雰囲気をイメージして頂ければと思います。そうすると「とにかく契約を取らなければ」という気持ちゆえに売り主に対して無茶なマンション価格の値下げを迫る営業マンもいます。
もちろん、大手の不動産会社の中にも有能な営業マンは必ずいます。「大手だから」という理由で不動産会社を盲目的に信じるのではなく「この人は信じられる営業マンか?」という視点で確かめるようにしましょう!
まとめ
不動産は大事な資産です。売る側も買う側もこれでもか!というくらいに慎重になった方がもちろん良いです。「そんな事わかっているよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、言いたいのは結局関わる営業マン等の「人」によって売却がうまくいくかどうかも本当に変わってくると言う事なんです。
もちろんなるべく希望通りの売却額や高く売れた方が嬉しいのでいくらで売れるか?高く売る為にはどうすればよいのか?と言う方に目が向いてしまう事もあります。
ですが、その時間をマンション売却時に関わる人に少しだけでも良いので充ててみてください。しっかりと余裕をもった期間を作り、お店や看板でなくこの今喋っている人が本当に信用できるのか?本当に親身になってくれているのか?知識をひけらかしたりせずにちゃんと話を聞いてくれる人なのだろうか?と言う事をしっかりとまずは吟味しましょう。
マンションの売却は契約が結ばれ引き渡しするまでかなりの時間を要します。長く付き合える「人」をまずは探そう。という気持ちでマンション売却の第一歩を踏み出してはいかがでしょうか?